2020年11月下旬。四国の剣山から三嶺への縦走路を歩いてきました。
標高1955mの剣山から三嶺(1894m)を結ぶ20kmほどの美しい稜線。
眺望のいい素晴らしいロケーションにある避難小屋。テントを持たずとも避難小屋に泊まり縦走可。
縦走路中の高低差も少なく難所もなく、初心者でも稜線を歩く縦走の楽しさを味わえる。
そんな私が感じた剣山-三嶺間の縦走路の魅力について簡単に紹介します。
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四国山脈を眺めながら20kmほどの美しい稜線歩き
剣山から三嶺を歩く縦走路の魅力の一つは、山深い四国山脈の景色を眺めながらの稜線歩きでしょう。
このようにどこまでも続いていきそうな天空の道を、開放的な景色を眺めながら歩くことができます。
稜線を歩いている間はずっと眺望の良い登山道が続き、飽きません。
登山道は、このように笹に覆われている。ルートもはっきりしており、迷うことも少ないと思われる。
11月の下旬の剣山頂上付近では霧氷を見ることもできた。
稜線を歩きながら首を横に向ければ、遠くまで続く四国山脈が。
剣山と三嶺がどれほど山深くあるのかがよくわかる。
これほど素晴らしい景色でありながら、この縦走路を歩く登山者は多くなく、私が歩いた三連休の週末でも混雑は感じなかった。
静かにじっくりと自然を楽しみたい登山者の方々にもオススメのルートだと思う。
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縦走デビューにオススメテント無しでも縦走可 避難小屋に泊まれる
登山にハマってくると、徐々にテント泊や縦走に憧れるもの。
そして自然の中で調理し、都会では見ることのできない輝く星空を見たり、神々しい日の出やゆっくり大地を染めてゆく朝日を眺めたり。
歩いていて剣山から三嶺への縦走路は、そんな願望を持つ方々にピッタリのコースだと感じました。
なぜならこのルート上にはいくつかの避難小屋があり、テントがなくても無料で小屋の中で一夜を過ごすことができるからです。
こちらは私が一泊した白髪避難小屋です。
小屋の中はきれいに清掃されており、マットレスと寝袋さえあれば内部で眠る事ができます。
無料の避難小屋なのでトイレはなく、水場も少し離れた場所にありますが、小屋中には20人程は快適に眠れるスペースがあります。
こちらが白髪避難小屋の景色です。360度のパノラマが楽しめる絶好のロケーション。
ルート上には他にも丸石避難小屋と三嶺避難小屋があります。
ちなみに三嶺避難小屋にはトイレもあり、二階建てでより多くの登山客が宿泊できるようになっています。
そして特筆すべきは、そのロケーション。絶景の位置にあります。次回はこちらに泊まってみたい。
登山ルート 見ノ越登山口→名頃登山口
色んな登山ルートがあるのですが、こちらが私が歩いた登山ルートです。見ノ越登山口から登り、白髪避難小屋で一泊、白髪山まで往復して、三嶺を経由で名頃登山口へ。
ちなみにこちらが白髪山からの風景です。この日の朝は霧が濃く出て景色が良く見えなかったのが残念でしたが。
私の交通手段は自家用車だったので、見ノ越登山口にある駐車場に車を止めていました。
下山口の名頃登山口から見ノ越登山口までは、シーズン中に本数は少ないですがバス「ぐるっと剣山登山バス」が出ています。
おわりに
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