[ブルガリア] ついにヨーロッパ到達 ブルガリアの旅(1) プロブディフ編

ブルガリア

2014年からニュージーランドに1年、2015年はオーストラリア、2016年からアジア各国を周遊し、中国からシルクロードをヒッチハイクで旅して、2017年4月。ようやくヨーロッパの国ブルガリアに到着。

まさかヒッチハイクで中国からブルガリアまで旅できるなんて、想像もしていなかった。アジアの旅が終わり、ヨーロッパ編が始まる。

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さよならトルコ ブルガリア最初の街プロブディフへ

アジアとヨーロッパの中継地イスタンブールから、さらに西へ。国境を越えてヨーロッパの国ブルガリアを目指す。

ヒッチハイクを繰り返し、トルコ・ブルガリア間の国境に到着。ようやくヨーロッパに到着とは感慨深い。けれど、国境の様子がおかしい。やけに警察が多く、国境が封鎖されてる?

どうやらブルガリア政府に対する抗議。詳しくはわかりませんでしたが地元の人によると、ブルガリアには多くのトルコ人が住み、彼らが政治的に影響を持ち始めている事に対する抗議だとか。

おかげで夕方まで待ちぼうけ。来るくなる直前にやっとのことでプロブディブまで行く車に乗せてもらえました。プロブディフに到着したのは午後10:00。

このブルガリア第二の都市でホストしてくれたのは、マリアナとアナの母娘。夜中の到着にも関わらず、快く迎えてくれた。よく話して、笑って、面白い母娘だった。

到着翌日、プロブディブを散策。歩き回って発見したプロブディブの魅力。石畳の坂道に伝統的な家屋が建ち並ぶ旧市街。

新市街には近代風の高層アパートが多く、歩行者天国となっている通りには中世ヨーロッパ風の建物が。おしゃれなカフェやレストラン、様々なお店が建ち並ぶ。

プロブディフの歴史は紀元前4000年ごろにさかのぼる事ができ、その複雑な歴史から、街にはローマ時代の遺跡やオスマン朝時代の遺産などが混ざって存在します。

こちらは「ジュマヤ・ジャーミヤ」と呼ばれるモスク。新市街と旧市街の境となる広場にあります。このモスクのすぐそばには教会があり、ローマ競技場跡が。

さてここから旧市街へ。

旧市街では、伝統的な古民家を見て回るのが楽しい。色とりどりの装飾が豊かな家、家の二階部分から窓が張り出している古民家たちが、石畳沿いに建ち並ぶ。

そして新市街へ。繁華街にはヨーロッパ風の近代的な建物が建ち並びます。

こんな街並みの中を歩いていると、アジアからヨーロッパに来たんだなーと実感します。

トルコ中にあったチャイハネ(トルコでチャイと呼ばれるお茶を飲める場所)は姿を消し、街ではおいしそうなコーヒーの匂いが。

アジアのお茶の文化からヨーロッパのコーヒー文化へ。

新市街を歩き回って、ヨーロッパ風にコーヒーとピザで一服した後は再び旧市街へ。

古民家の並ぶ石畳みの坂道を上って行くと、ネペット・テペと呼ばれる遺跡へと辿り着きます。

この丘には、紀元前4世紀トラキア人が築いた遺跡が残されており、プロブディフの街を見渡せる絶景を眺めることができるのです。旧市街や新市街、その向こうの丘まで一望できます。

そして圧巻は夕焼け時の景色。

オレンジ色の光が、プロブディフの街を包んでいく。この街が辿ってきた歴史に思いを馳せながら、いつまでも街の景色を眺めていたくなる。

そんなセリフをブルガリアのテレビ局のインタビュー時に言っておきました。

おわりに

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コメント

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