コロナウイルスで閉鎖されたコロンビアを寸前のタイミングで脱出し、メキシコに到着。南米の旅を終え、一味違うであろう中米の旅の始まり。
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メキシコ到着 懐かしい友人との再会
コロナウイルスで各国が国境を封鎖していく中、ギリギリのタイミングでメキシコに到着。ビザなしで6ヶ月間滞在できるメキシコでコロナウイルスが安定するまで、のんびり滞在するという計画。
3月20日の深夜にコロンビアからメキシコシティの空港に到着。深夜に到着したので、翌朝まで空港で待機。危険だといわれるメキシコシティで深夜に移動するのは控える。
翌朝5:00空港でシムカードを購入し、友人の待つクエルナバカへ移動。友人のスーザンとはボリビアで知り合った。ボランティアとして1ヵ月間一緒に働いた仲。
到着して8日間の間、彼女とその家族の家にお世話になっていました。
タダで泊めてもらっているのも悪いので、料理を担当したり、庭の手入れや家具のペンキ塗りなどを手伝いながら。
スーザンも彼女の家族もラテンのノリの陽気な人達で毎日楽しかった!外出自粛でほとんど家の中にいたけれど。
外出自粛といっても、食べるために食料は調達しなければ。初めてのメキシコの市場へ。
色とりどりの食材が並ぶ市場。これまで見たことのない食材もずらり。緑色のトマトや。初めてみるタイプの唐辛子。
ノパルと呼ばれる食用サボテン。
細かく切って、卵とチーズで調理する。
ある日にはボリビアでボランティアとして一緒に働いたもう一人の友人アナとも再会。彼女の家族にもお世話になる事とに。
メキシコの人たちはオープンで温かい。見知らぬ旅人も温かく迎えてくれる。
彼女の家に滞在中アナが奢ってくれたのが、チャモヤダ。チャモヤダとは、イチゴやマンゴーやスイカのシャーベットに大量のチリソースとチャモイと呼ばれる梅や唐辛子、タマリンドなどを混ぜ合わせて作ったパウダーをかけたもの。
メキシコでは何でも唐辛子をかける。ビールにもオレンジにも、キャラメルにも(笑)
メキシコと言えば、マヤ文明・アステカ文明といった古代文明でも有名。ここクエルナバカにもアステカ文明の遺跡が。
ここテオパンサルコと呼ばれる遺跡は、古代から神聖な儀式を行うための場所であったよう。これからの旅で多くのマヤ文明、アステカ文明の遺跡を目にする事だろう。楽しみだ。
スーザン、アナ、カレン、ガビのおかげで最高のメキシコの旅のスタートになった!持つべきものは友人だ。本当に感謝。ありがとう。
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世界でも有数の大都市メキシコ・シティ
クエルナバカで8日間お世話になったとは、メキシコシティへ。世界でも有数の大都市。
ただコロナウイルスの影響でいつもの異常なほどの忙しさと賑わいはなく、のんびりとしていた。
ここメキシコシティでホストしてくれたのは、エリック。彼自身もコロンビアの旅から帰ってきたばかりで2週間ほど家で待機しなければならないよう。
だからこそコロナウイルスの影響でホストを見つけるのが難しい中、こころよく彼の家に迎えてくれた。
彼の家はメキシコ・シティの中心に近く、周辺を観光して周るには最高だった。
まずはメキシコ・シティの中心部に。
コロニアル風の建物と近代的な建物が建ち並ぶエリア。
続いて向かったのは、ポランコと呼ばれるお金持ちの住むエリア。東京で言うと青山のような感じ?
オシャレなカフェやレストランが建ち並ぶ。
季節は春。公園には美しく咲くジャカランダが。
日曜日、エリックの住む通りには市場が経つ。
ストリートフードを販売する店や服を販売する店などが通りいっぱいに建ち並ぶ。あれ?外出自粛じゃなかったっけ?この時点ではメキシコの人はたいしてコロナウイルスについて深刻に考えていないよう。
この日はメキシコの名物であるストリートフードを存分に味わった。
どれも美味しくて安い!一皿50円ぐらいで食べれてしまう。2皿食べればお腹いっぱいになります。
エリックがトラテロルコ地区の近くに住んでいる事から、三文化広場へも足をのばした。この広場は、メキシコが辿った3つの歴史文化を見ることが出来る事から、三文化広場と名づけられた。
手前がアステカの遺跡、そして向かって右側にサンティアゴ教会、左側に現代の建物が建つ。
第一の文化として、この地は、元はアステカの商業都市トラテロルコであった。そして、1521年アステカ第11代君主クアウテモックが、エルナン・コルテス率いるスペイン軍に包囲され籠城戦ののち降伏したのも、この地である。
そして第二の文化。スペイン植民地「ヌエバ・エスパーニャ」時代、多くのアステカ遺跡は破壊され、広場傍のサンティアゴ教会など建築物の資材として再利用された。
第三の文化として、近代のビル群である。
またこの広場にはここで実際に起きた、軍と警察による学生と民間人の大虐殺事件トラテロルコ事件に捧げた石碑もある。
この三文化広場はメキシコの歴史が詰まった広場だといえそうです。
広場の周囲にはビルの側壁に描かれたストリートアートも。
メキシコシティ。歩き回っていて、各地域ごとに個性があっておもしろい!次に訪れる時はもっと時間をかけて見て回りたい!
メキシコシティからトゥランシンゴヘ ボランティアしながらコロナ終息を待つ
メキシコ・シティに数日滞在した後、向かったのはトゥランシンゴ。イダルゴ地方第二の都市。ちなみにイダルゴ地方の首都はパチューカ。パチューカ?本田圭佑選手が所属したこともあるサッカーチームがあったなー!
なんでトゥランシンゴを訪れたかというと、この都市から北に2時間ほどの場所にあるワヤココトラという村で、ボランティアとして長期滞在できる機会を得たから。コロナウイルスが終息するまで、メキシコの文化について学びながら、ここでのんびり滞在しようという作戦。
トゥランシンゴでも温かい家族が家に迎えてくれました。
こんな風に温かく人々を迎えてくれる文化。メキシコハマってしまいそう。本当に良い人達だ。ありがたい。
この街でもめっちゃおいしいメキシコ料理を堪能。
こちらは、エンチラダ。タコスの生地(トルティーヤ)に具材を詰め、ソースをかけて食べる料理。美味。
こちらはソぺス。メキシコの中央から南部にかけての伝統的な料理でトルティーヤの生地を小さなタルト状に形成し揚げ、豆のペースト、フレッシュチーズをかけた料理です。めっちゃ美味しい。
温かい人々に、美味しい料理。メキシコ、長期滞在してしまいそうな予感。
おわりに
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