兵庫県にある名瀑「天滝」 落差98メートルの迫力ある滝は一見の価値あり

兵庫県にこんなに見応えのある滝があるとは想像もしていなかった。

轟音と水しぶきをあげながら落差98メートルを流れ落ちるのは「天滝」。

兵庫県北部の養父市や日本二百名山の1つ氷ノ山の近くに位置するこの美しい滝は、兵庫県一の名瀑とも呼ばれているそう。

「天滝」へと至る登山道は天滝渓谷と呼ばれ、日本の「森林浴の森100選」にも認定されています。

私は9月上旬の夏の終わりと11月中旬の秋の2回、天滝を訪れてきました。季節によって違う顔を見せる天滝の魅力をみなさんに知っていただき、ぜひ一度訪れていただけたらと思います。

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9月上旬の天滝の様子 深い緑に囲まれた森林浴も気持ちよい

天滝があるのは兵庫県北部養父市。あの日本二百名山の1つである氷ノ山や日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城跡の近くにあります。それらと合わせて訪れるのも良いかもしれません。

天滝渓谷には車が15台ほど?入る駐車場もあります。レストハウス天滝にある駐車場ではなく、その先を左折しグネグネ道を少し登った場所にある、登山道入り口の駐車場に車を駐車するのが一番近いです。

紅葉の時期は朝10:30には満車でしたが、それ以外の時期だと空いていると思われます。ただこの駐車場にあるトイレは汚かったので、下のレストハウス天滝近くにあるトイレで登山前に用を足すのがベストだと思います。

天滝登山道から天滝までは、ゆっくり歩いて1時間ほど登りますが、それほど難しい登山道ではありません。よく整備されており、子供連れの方々も見かけました。

天滝の駐車場から、すぐに登山道は始まります。「森林浴の森100選」に認定されているだけあり、夏の時期は緑の中を歩くのが楽しい。

駐車場から天滝までの1.2キロメートル。澄み切ったおいしい空気や、小鳥のさえずりなどを聞きながら森林浴で、心も体もリフレッシュできます。

美しい風景がいくつも目に飛び込んできて、思わずたくさんシャッターを切ってしまいました。

天滝までの渓谷には夫婦滝、鼓ヶ滝、糸滝など、いくつかの滝を楽しむことができ、天滝への期待を膨らませてくれます。

そしてついに天滝がその姿を見せます。

まずは遠目から轟音のする方角を覗くと、天滝の姿が。

ここからさらに展望台まで続く階段が続き、天滝の全貌を眺めることができます。

これまで渓谷沿いを歩いていた時に見た滝とは桁違いの大きさの滝が目の前に。

展望台には滝の眺めを楽しみながら休憩できるベンチもあり、天滝の雄大な姿を腰をおろして楽しむこともできます。

渓谷沿いにはモミジの木などもあり、紅葉の時期もきれいだろうな―と思いつつ。また11月の中旬に天滝を訪れる機会がやってきました。

さて紅葉の時期の天滝はどんな様子でしょう?

11月中旬 紅葉が美しい秋の天滝

秋の天滝も行ってみたいなーと思っていた11月中旬。ちょうど氷ノ山に登る機会があったので、帰り道に天滝へと寄ってみることに。

日曜日、到着したのは朝の9:00前。駐車場に空きはあるかな?と心配しましたが、この時間だとまだガラガラでした。しかし、10:30頃に戻ってきた時には満車状態だったので注意。

天滝までの登山道は、夏の緑からすっかり様変わり。

天滝まで続く渓谷沿いの道では黄色や赤の鮮やかな紅葉も。

そして夏とはまた違った天滝の姿。変わらなかったのは相変わらずの迫力ある水量と落差、圧巻の景色。

さらに水しぶきに光が七色の虹を作り出していました。

季節に合わせて様々な姿を見せる天滝渓谷。

登山道もそれほど大変ではないので、登山初心者でも気軽に行けるのも嬉しい。

また季節を変えて何度も訪れたくなる場所です。

おわりに

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