ありったけの太陽を浴びた夏のスペインを離れ、極寒とまでは言わないまでも十分に寒いブエノスアイレスにやってきました。
今回はマラガ空港からイギリスのガトウィク空港経由でブエノスアイレスへ。合計で400ユーロだったから、最安ではないものの十分に安いチケットでした。ちなみに航空会社は「Norwegian Air」でした。
マラガで偶然入ったバルでアルゼンチン出身の人と出会い、陽気にビールとタパスを奢ってもらうというアルゼンチンに到着する前から良いスタート。
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エセイサ国際空港に到着 まずは両替とSUBEカード取得
到着したのはエセイサ国際空港。初めてのワーキングホリデービザで入国する日本人ということで、入国には少し時間がかかっただけで、何の問題もなくスタンプがもらえました。これから12ヵ月間アルゼンチンに滞在できます。
さて空港に到着してまずしなければならないのは、現地通貨の調達です。空港内にはATMもありましたし、銀行の支店もあったので、ここでの現地通貨調達は問題ありませんでした。私は余っていたユーロがあったので、それを銀行で両替してもらいました。
次に購入しなければならないのが「SUBEカード」です。このカードはブエノスアイレスで公共交通機関を使うのに絶対に必要なカードです。現金ではバスにも電車にも乗れません。「SUBEカード」自体は25ペソ(100円)で必要な金額をカードにチャージします。
「SUBEカード」は空港内のキヨスクで買えます。SUBEカードというサインが店の前にも出ているのでわかりやすいです。
参考までに、ブエノスアイレスで1度バスに乗ると11ペソ(44円)ほど。電車は距離によるのかもしれませんが、7駅で5ペソ(20円)でした。空港から市内まではタクシーや他の方法もあるみたいですが、私は最安の公共バスを使用しました。バス停は空港から出て、徒歩5分ほどの場所にあります。
市内までは8番のバスでセントロ駅まで行けます。2時間ぐらいかかりますが(笑)私は市内には行かずにLomas de Zamoraという場所にカウチサーフィンで滞在したので51番のバスに乗り、途中下車しました。
バスに乗ると運転手に行先を告げます。その後カードを機械にかざして、支払い完了です。泊まりたい停留所の前になればブザーを押すか、運転手に知らせましょう。
納税者番号「CUIL」取得
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必要書類:パスポート、パスポートの顔写真があるページとビザがあるページのコピー×1、アルゼンチン内の住所、電話番号
*住所と電話番号に書類は必要ありません
取得日数:即日
ワーキングホリデーでアルゼンチンに入国したからには、現地で働いてみたい。そして合法に働くために必要なのが「CUIL」です。これはアルゼンチンの納税者番号のようなものです。「CUIL」を取得するにはAnsesに行きます。以下に場所を記載しました。
PS:後に銀行口座を作るためにBank Ciudadに行く必要があるので、そちらの場所も地図上にあります。
Ansesに到着すれば受付に「CUIL」を取得しに来た旨を告げ、指示に従います。私の場合は順番待ちの紙を受け取り、自分の順番になるまで待つように言われました。頭上にあるスクリーンで自分の順番になれば、表記通りの窓口に行き、指示に従うだけです。
必要だったのはパスポートの顔写真があるページとビザがあるページのコピーが1枚。尋ねられたのがアルゼンチン内の住所と電話番号のみでした。住所と電話番号は、例えばゲストハウスやホステルのものでもオッケーとのことです。「CUIL」はその場で発行され受け取れます。ただの納税者番号が載っている紙でしたが。
銀行口座を作る
必要書類:パスポート、パスポートの顔写真があるページとビザがあるページのコピー×1、「CUIL番号」、日本のマイナンバーが載っている書類のコピー×1、アルゼンチン内の住所、電話番号
*住所と電話番号に書類は必要ありません
デビット機能付きキャッシュカード取得日数:7営業日ほどかかるそうです(7月11日に申請→7月19日に取得)
「CUIL」を取得した後は、銀行口座を取得するために「Bank Ciudad」に行きます。どうやらこの銀行のみがワーキングホリデービザ取得者を対象に口座を作っているみたいです。他の銀行にも尋ねましたが、どこもアルゼンチンのIDが必要でした。
上記の地図に「Bank Ciudad」の場所は記載してありますので、ご確認ください。銀行にはいつも多くの人が待っているので、時間に余裕をもって行ってください。かなり待ちます。ちなみに銀行は15:00に閉まります。
銀行に行き、入り口で銀行口座を作りに来た旨を伝えます。受付で順番待ちの紙を渡されるので、自分の順番が来るまで待ちます。順番が来ると窓口に行き、必要書類を渡します。その場で記入が必要な書類もあるので、それにも記入しました(簡単な個人情報だけです)
こちらの住所と電話番号もゲストハウスやホステルのものでもオッケーとのことでした。手続きがすべて終わると、7日~10日ぐらいの間にもう一度銀行に来て、キャッシュカードを受け取るように言われました。現在受け取り待ちです。
*追記:7月11日に申請し、7月19日にデビット機能付きキャッシュカードを取得できました。PINナンバーなどの設定は24時間後から可能になります。スペイン語がわかればATMから設定できますが、わからない人は翌日もう一度銀行を訪れれば設定を手伝ってもらえます。
SIMカード購入
必要書類:パスポート
アルゼンチンで携帯会社は「Personal」、「Movistar」、「Claro」と各社ありますが、各店舗で簡単に購入できます。ちなみに私は「Claro」のSIMカードを購入しました。「Claro」はチリの会社だそうで、山間部にも強いという評判だったからです。
パタゴニアに長期で滞在したいと考えている私にとってはぴったりです。
スペイン語でSIMカードの事は「チップ」と呼びます。チップ代は40ペソ(160円)でした。150ペソで15日間2GBのプランなどをおすすめされましたが、当面はインターネット無しで電話番号だけでいいので、50ペソだけチャージしました。
おわりに
ついにアルゼンチンでのワーキングホリデーが始まりました。まだまだ右も左もわかりませんが、焦らずやっていこうと思います。銀行口座オープンまでのしばらくの間はブエノスアイレスにいます。
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