アルゼンチンのウマウアカを出発し、北へ。ボリビアに向かいます。合計で8ヵ月ほども滞在したアルゼンチンにもお別れの時が来ました。
アルゼンチン-ボリビア間の国境ラキアカを目指し、ここからトゥピサへ向かいました。
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アルゼンチン-ボリビア国境越え ラキアカ
お世話になったミゲル一家に別れを告げ、ボリビアに向かいます。アルゼンチン-ボリビア間の国境ラキアカまでは160kmほどの距離。ヒッチハイクで向かいます。
ウマウアカからアブラ・パンパ(Abra pampa)までは、30分も待たない間にピックアップしてもらい順調。乾燥したリャマが歩き回る大地を走る。谷沿いに走っていき、周りには赤茶をした丘が。
アブラ・パンパから国境に向かう車は少なく苦戦。それでもヒッチハイクをしていると、国境まで行く1台のタクシーが止まってくれました。
私:「止まってくれてありがとう。でもタクシーですよね?お金20ペソしか持ってないんですけど。」
ドライバー:「20ペソでいいよ。乗って乗って」
少しでもお金を持っていて良かった。いつも親切な人々に助けられ感謝。
さて無事ラキアカに到着しました。ラキアカ-ビジャソン(ボリビア)の国境にかかる橋を目指して歩きます。アルゼンチン側の出国スタンプをパスポートにもらい、1枚の出国日付のスタンプが押された紙を受け取ります。ボリビア出国まで、この紙はなくさないようにとの事。
そしてボリビアの入国スタンプをもらおうと、ボリビア側のイミグレーションに行くと、アルゼンチン側でもらった紙が入国スタンプとなるみたいで、入国スタンプはパスポートに押してもらえませんでした。
大丈夫かな?と思いましたが、ボリビアのラパスでビザの延長をした時も問題なくできましたのでご安心を。
無事にボリビア側の町ビジャソン(Villason)に到着しました。ビジャソンの町は思いのほか賑わっており、国境を越えてすぐに賑やかな商店街が現れます。
ボリビアでもヒッチハイクと考えていましたが、バス代が思っていた以上に安いのでボリビアでは久しぶりにバスを使っています。少しヒッチハイクから休憩。
ビジャソンのバスターミナルまで行き、トゥピザまでのバスを探します。ちなみにビジャソンからトゥピサまでは15ボリビアーノ。ポトシまでは40、ラパスまでは80ボリビア―ノでした。
日本人で少しでもスペイン語を話せる人は珍しいみたいで「お前スペイン語話せるのか?なかなかやるな?」と言われながら、バスに。アルゼンチンとチリに合わせて10ヵ月もいれば少しは話せるようになります。
でも少しずつでも勉強し続けていて良かった。今では現地の人々と簡単にコミュニケーションもとれるようにまでなりました。
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トゥピサの街を歩いてみる
トゥピサに到着した時、印象に残ったのが街を囲む赤い丘。観光業がゆっくりと盛り上がってきているようですが、まだまだ静かで穏やかな雰囲気でした。
町のカンペシーノ市場に行くと、これまで見たことのないフルーツや野菜が並んでいました。お気に入りはチリモヤというフルーツ。食べるととろけるような食感でジューシーで甘くておいしい。
こちらはパカイというフルーツ。見た目は巨大なサヤエンドウみたいですが、中をあけると黒い種子が、そしてその黒い豆が白いふわっとした部分に覆われている。食べるのはその白い部分。甘くておいしい。
美しい教会がある広場では、地元の人たちがのーんびり過ごしています。
街の周辺にはちょっとしたトレッキングを楽しめるスポットも。インカ渓谷(Cañon del Inca)と呼ばれる場所では、独特の形をした岩石群を楽しむことができ、
十字架が山の頂上に立っている、Cerro Cruz(セロ・クルス)にあるビューポイントからは、トゥピサの街を一望できます。
どちらのスポットもトゥピサ中心部から歩いていくことができるので、ぜひとも訪れてみてください。
トゥピサからウユニ塩湖へ行くツアーが有名らしい
私は友人の紹介で、数日間Valle Hermoso tour という会社で、日本語への通訳とツアーに参加するお客さんを集める仕事を手伝っていました。ホステルへの無料での宿泊+朝食と引き換えに。
今まで知らなかったのですが、トゥピサからウユニ塩湖へ3泊4日で訪れるツアーが欧米からの旅行者に人気を集めているようです。
人気の理由は、ウユニからのツアーでは訪れないLipezという地域を訪れることができるからだそう。ツアーではトゥピサからチリとの国境までいって、そこからウユニ塩湖に向かいます。
私自身はツアーに参加していないので何とも言えませんが、興味がある方はぜひトゥピサからウユニへのツアーを検討してみてください。
おわりに
トゥピサを離れた後は、スクレ周辺のヨタラ村でまたまたオーガニックファームのお手伝いをしていました。素晴らしいホストと、メキシコからのボランティア、14年間スクレに住んでいる素敵な日本人女性の方との出会い。それではまた!
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