6ヵ月間いたインドを去り、中国の雲南省昆明へやってきた。
ここから四川省のチベット族が住んでいるエリアを通りながら、モンゴルまで北上していく。
昆明に到着したのは2016年7月中旬。
良いカウチサーフィンのホストに恵まれたこともあり、とことんダラダラ。
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昆明ぐーたら生活
昆明ではカウチサーフィンで知りあった人の家に泊めてもらっていた。
その人が本当にいい人で、家の鍵まで渡してくれて好きなようにしといていいと。
ホストの家には映画を見るためのスクリーンがあり日本語の映画もあったので、久々に自分の家にいるようにとことんくつろがさせてもらった。
旅を始めてもう2年半経っていたので疲れもたまっていたんだろう。
朝飯は近くのお店にシュウマイや小籠包、豆乳を買いに行って、昼飯は近くの市場で買ってきた食材で簡単に調理して済ませる。
夜は泊めてもらっていたので、仕事から帰ってきたホストのために夕食を作る。
結局10日間ぐらい居候させてもらった。こんなやつを家にしばらく置いてくれてありがとう(涙)
仕事終わりや、土日は時間があればいつもホストと友人たちで集まって、一緒にご飯を食べたりバーに飲みに行ったり遊びに行った。
出会ったホストの友人たちも寛大でオープンでで誰とでもすぐ友達になれるような雰囲気。
自分一人では絶対わからないであろう、地元の人ぞ知る食堂などに連れて行ってくれた。
友人の誕生日会にも呼んでくれた。一緒に紹興酒やご馳走をたらふく食べた。
中国では1人でお酒を飲んではいけない。必ず誰かとカンペ―(乾杯)し一緒に飲む
ホストもその友人たちも日本の文化が大好きな人で、家にもたくさんの日本の本や映画があった。
川端康成や村上春樹、夏目漱石の本の中国版や当時の人気のドラマだってあった。
中国政府は中国の人々をコントロールしようとしているが、中国の人々はバカではない。
特に若い人なんか賢くその規制をくぐりぬけて、情報を集めて自由に好きな事をしているという印象を受けた。
中国の人は歴史問題から日本が嫌いというイメージがあったけれど、彼らとの出会いやこの旅を通してそれが一気に覆された。
今でも良い友人で連絡を取りあっているが、今思えば見知らぬ人にこんなに良くしてくれて心からありがとうと言いたい。
この後中国をヒッチハイクで旅し、さらに中国の人がめっちゃ寛大で親切な人だと気づかされていくことになる。
中国にも色んな人がいるとは思うけど、彼らのおかげで心から中国が大好きです。
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中国で役に立つアプリ
昆明滞在中に時間がたっぷりあったので中国を旅する準備をしました。
まずはビザの延長。
日本人は15日間までビザなしで中国に滞在する事ができるが、昆明では移民局に行けばビザの延長が可能だったので、1ヵ月まで延長してもらった。
次にインターネット規制対策。
中国ではインターネット規制があり、googleやFacebookが使えない。
もし使いたければVPN接続を使えばオッケー。
アプリをGoogleで検索すればたくさん出てくるので、事前にインストールしておきましょう。
”Wechat”をダウンロード。
中国では使ってない人はいないというほど定着しています。
機能はLineと似ていて、メッセージのやり取りやインターネット通話はもちろん、電子マネーを入れておいて決済に使用することもできます。
中国で友人と連絡を取りあいたいならば必須のアプリです。
“百度地图(バイドゥマップ)”をダウンロードする。
中国ではGoogleが使えないのでもちろんGoogle mapも使えません。
そこで中国版のGoogle mapである百度地图(バイドゥマップ)を使用します。
表示は全て中国語ですが、日本人だから漢字がわかるので何となく使えてしまう。
Google mapのように使いこなしましょう。
“Wifi Master Key”で町中のWifiをパスワードなしで使う。
中国人の友人に教えてもらったのですが、このアプリをオンにすると自分の近くのFreewifiを探し出して、インターネットを使用することができます。
パスワードを入力しなければ使えないはずのWifiもこのアプリを使うと、パスワードを入力することなしにインターネットを使用することができます。
中国でSimcardを持っていなかったので、このアプリは重宝しました。
これは補足ですが、中国語の会話帳があった方がいいかもです。中国ではほとんどの人が英語が話せませんから。
おわりに
昆明で十分パワーを充電したので、ここからモンゴルまで中国を北上していきます。
中国の人々に想像以上に歓迎されながらのヒッチハイク旅。
インドで買ったテントがかなり活躍しました。
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