[イタリア] 遂にイタリアへ到着 バーリからローマまでヒッチハイクで行く

2017年4月。アルバニアのドゥラスからフェリーでイタリアのバーリへ到着。ゴールデンウィーク休暇を利用して、両親もイタリアの遊びに来ることになっている。その両親との集合場所のローマに向かって、バーリからヒッチハイクで向かう。

ヒッチハイクならではの素晴らしい人々との出会いや、美しい村や街に立ち寄りながら。

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アルバニアからイタリアへ 船に揺られバーリに到着

アルバニアのドゥラス港から船でバーリへ。夜出発して、朝にバーリに到着。予約した一番安いチケットにはベッドは含まれていない。床にマットレスを敷いて一夜を過ごした。船で雑魚寝してアドリア海を越える。

バーリ(Bari)は、南イタリアのプーリア州にある町。アドリア海に面しているため、古代から他の国々との貿易で栄えた海運や商業の中心地でもあった。

バーリは街歩きが楽しい街。旧市街には教会や石造りの建物が保存されており、まるでタイムスリップしたような古き良き町並みが残っています。

ある通りでは、おばあちゃんたちがバーリ名物で「オレキエッテ」というショートパスタを作っているのを間近で見れることができました。ザ・イタリアの風景。

そしてバーリの海沿いには、アドリア海を一望できる長い遊歩道が伸びています。この遊歩道には各所に休憩できるベンチが置かれ、散歩をしたり、ジョギングをしたりしている人々が。

旧港のポルト・ヴェッキオにも港ならではの美しい風景が。

イタリアでは港もこんなにオシャレなのか。

バーリには時間の都合で2日ほどしか滞在しませんでしたが、もっと滞在したかった。

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バーリからローマへヒッチハイク開始

バーリの街を後にして、ヒッチハイクでローマへと向かう。

カウチサーフィンでお世話になったステファンが街の外れまで車で送ってくれた。イタリアでは高速道路でのヒッチハイクが法律で禁止されているので、下道を通ってゆっくりと進んでいくことになる。

ヒッチハイカーのバイブル「Hitchwiki」でイタリアのヒッチハイク情報を調べてみると、イタリアは他国と比較して難しいのだとか。

それでも試してみるまで分からない。ガソリンスタンドで待機して、順々に人々に声をかけてみる。すると、意外や意外、すぐにヒッチハイクで乗せてくれる人が見つかりました。

拾ってくれたガブリエルは、ペスカーラの近くにある自宅に戻るところだという。途中彼の生まれ故郷の街に立ち寄って、夜中にペスカーラに到着するよう。あぁなんて幸運。

彼の実家に到着したのは昼過ぎ、ちょうど昼食の時間だったので、彼のママのお手製パスタをご馳走になってしまった。料理中パスタの塩加減と茹で加減を超細かくチェックしている。さすがパスタの国イタリア。

何て幸運!こんな親切な人々に出会えて。

さらにさらに夕食にはガブリエルの友人達に誘われて、近くのレストランへ。カプレーゼに各種ハムなどが運ばれてきた。みんなでカンパリで乾杯。イタリアもうすでに好き。

ヒッチハイクは大変な事もあるけれど、こんな素敵な人々に出会えるサプライズがあるからやめられない。

イタリアの田舎の美しい街並みに感激しながらローマへ

ペスカーラから再びローマを目指してヒッチハイク。下道を通っていくのでゆっくりと何台も車を乗り換えながら進んでいく。

普通ならほぼ旅行者が通過しないであろう村々を訪ねながら。

時にはオリーブ畑に群がる羊たちと挨拶をかわしながら。

ポーポリ(Popoli)

ヒッチハイク中、ちょうど昼食休憩に立ち寄ったのがポーポリという街。昼食のピザでも食べてすぐにヒッチハイクを続けようと思っていたのですが、この街があまりに美しかったので、すこし散策することに。

近くのコーヒー屋さんでエスプレッソを飲んで、「少しの間荷物を預かってくれませんか?」と頼んでみる。すると「まさか爆弾何て入ってないでしょうね?」とおばちゃんが冗談を言いつつも承諾してくれた。

まずは街の広場へ。付近には見事な教会がいくつも。

この狭い路地とか、石造りの家とか、窓の感じとかがすごく良い!中世の街のよう。

街は山に囲まれ、雪を抱いた山の風景も。そうここは山間部の小さな街。

このポーポりだけでなく道中には他にも美しい村や街をいくつも見かけた。

ロヴィアーノ(Roviano)

アベッツァのという街の廃墟ビルでテントを張って一夜過ごした後は、再びヒッチハイク。また何だか雰囲気の良さそうな村が。ロヴィアーノという村だそう。

まったく観光化はされておらず、こんな素敵な風景の中で人々は日常生活を送っている。

やっぱり村だからか、おじいさんとおばあちゃん率が高かった。

ちょっとヒッチハイクには疲れてきたので、ここからは電車に乗ってみる。

チボリ(Tivoli)

ローマに到着する前に訪れたのはチボリという街。古代にはローマ皇帝が、ルネッサンス・バロック期には貴族が、19世紀には法王が別荘を建てた、緑と水が豊かな街。

中心部は中世の雰囲気のある落ち着いた佇まい。

このチボリにはヴィッラ・デステと呼ばれる、イッポリト・デステ枢機卿が修道院を改築した館と庭園が世界遺産として登録されている。

当時の著名な芸術家が参加して造られたこの別荘は、特に庭園にある趣向を凝らした様々な噴水が特徴。

街歩きも楽しいけれど、16世紀イタリアを代表する華麗で芸術的な庭園といわれるヴィッラエステは一見の価値ありです。

チボリを訪れた後は、遂にローマに到着。すべての道はローマに通ずる。

おわりに

ローマを去った後は、トスカーナ地方に北上。

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コメント

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