3ヵ月間与えられたエクアドルのツーリストビザも、そろそろ有効期限切れ。次の目的地コロンビアへと向かわねば。コロンビアのどこに行こうかなーと考えていた時、今までの旅で一度も訪れていないアマゾンを少し覗いてみたいなーと思った。
そこで見つけたのがコロンビアのプトマヨ地方にあるジャングル・ロッジで、ボランティアとして働けるチャンス。早速メッセージを送ってみると、ぜひ来てくださいとの事なので、ついにこの旅で初めてアマゾンを訪れることに。
スポンサーリンク
エクアドル・コロンビア間 国境の街ヌエバ・ロハにて
コロンビアへと国境を越えるために、2ヵ月間滞在したコタカチからエクアドルのヌエバ・ロハというコロンビアとの国境付近の街へ。
ただ素通りしてコロンビアへと行ってしまうのも味気ないので、少しヌエバ・ロハに滞在してみることに。ヌエバ・ロハでカウチサーフィンにて民泊させてもらっていたのはディアナの家。4日間ほどお世話になりました。
滞在していたコタカチのあるアンデス高地から一気にアマゾンへ。340kmほどの距離を一日で旅したわけですが、当然のごとくアンデスとアマゾンでは、全く気候が違う。
アマゾンはとにかく湿気があって暑い。まるで日本の真夏日の一番暑い時のよう。昼間なんか暑くて外出する気も失せるくらい。それでも4日間の滞在中、ディアナおすすめのヌエバ・ロハ近郊のスポットをいくつか巡ってきました。
まずディアナと一緒に向かったのは、Parque Turístico Nueva Loja。ヌエバ・ロハの中心にありながら、そのままの自然が保護されている公園です。
公園内への入場料は無料。整備された歩道を歩きながら、簡単にアマゾンの自然にふれることができます。
公園内にはカラフルな鳥やボア、亀などが飼育されています。
ジャングル・ロッジでボランティアとして働く前のイントロダクションとしては完璧。
もう一ヶ所ディアナが紹介してくれたのが、Parque Perlaというヌエバ・ロハから5kmほど離れた場所にある自然保護区。公共の交通機関はないのですが、ディアナに自転車を借りて行ってきました。
Parque Perlaには、大きなラグーンがあり、その周囲を歩ける遊歩道が整備されています。また、カヤックやボートを借りてラグーンを楽しむことも可能。
深い森に囲まれた遊歩道を歩いていると、周囲からは鳥の声が聞こえ、まるでジャングルの中にいるよう。私が訪れた時には、この自然保護区内に生息する猿やトウカン(Toucan)などの鳥類と出会うことができました。
残念ながら望遠レンズを持ち歩いていないので、動物たちの写真を撮ることができませんでしたが、中々楽しい公園でした。ヌエバ・ロハを訪れる機会があるなら、おすすめの場所です。
これらの公園を訪れた以外の時間は、ずっとディアナと彼女の娘、そして彼女の友人達と過ごしていました。彼女はエクアドルのマナビと呼ばれる別の地方出身なので、彼女の故郷の料理を作ってくれたり、逆にこちらが日本風の料理を作ったり。
ある日はレストランに、ヌエバ・ロハ地方の名物料理で「マイト」と呼ばれる、ティラピアをバナナの皮で蒸し焼きにした料理を食べに行ったり。
本当はこの地方で食される一種の芋虫を食べさせたかったみたいだけれど、不運(幸運?)な事に売り切れだった。
別の日には彼女の娘と一緒にヌエバ・ロハ内にある湖で、ボートに乗りに行ったり。
コロンビアへと国境を越えるために訪れた街だったけれど、また楽しい思い出の一つが増えました。
またいつか会える日まで。
スポンサーリンク
コロンビアへ国境越え ヌエバ・ロハ経由
さてヌエバ・ロハからコロンビアへとサン・ミゲル川を越えて国境越え。以前は、この区間を旅行者が通るのは危険と言われていましたが、今では問題なく通過できるとの情報。
ヌエバ・ロハから入出国管理局のある場所までは公共のバスが出ており、価格は1USドル。バスは終点まで乗っていると、コロンビアとの国境にある橋まで行きますが、手前にあるエクアドル側の入出国管理局で降ろしてもらいましょう。
ここにはエクアドルとコロンビア双方のイミグレーションが横並びであり、ここで両方の入出国スタンプを押してもらいます。ATMなどは見当たらなかったので、ヌエバ・ロハにある両替所でコロンビア・ペソを少し手に入れておくと良いと思います。
エクアドルの出国スタンプ、コロンビアの入国スタンプを手に入れた後は国境にかかるサン・ミゲル川にかかる橋まで行きます。その橋のあたりで、La Hormiga(ラ・オルミガ)やPuerto Asis(プエルト・アシス)、Mocoa(モコア)などの街に行くタクシーが待っています。
私は親指を上げてヒッチハイクで行ってしまいましたが、イミグレーションから橋までは距離があるので、ヌエバ・ロハからのバスが来るのを待って、それに乗って橋まで行くのが良いと思います。
2020年2月時点では、何の問題もなく国境を通過できたのでご安心を。
おわりに
インスタグラムやツイッターでは旅の最新情報をお届けしています。よろしければフォローお願いします。
コメントを残す