[ボリビア] ラパス コリブリ・キャンピングでボランティア また戻ってきたい場所

スクレ近郊のヨタラ村でのオーガニックファーム滞在を経て、次なる目的地はラパス。ラパス近郊のエコ・ロッジでまたまたボランティアとして働いていました。

ヒッチハイクは、まだ休憩中。後ろ髪をひかれつつも、スクレのバスターミナルでラパス行のチケットを探します。

100ボリビア―ノ(1500円)かかるのは覚悟していましたが、何と半額の50ボリビア―ノ(750円)で夜行バスのチケットが購入できました。ちなみにバス会社はボリバル(Bolivar)。週末は金額が上がるので月曜日から木曜日に出発するバスのチケットを買うのがおすすめ。

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ラパスに到着 コリブリキャンピング・エコロッジでボランティア

朝7:00スクレからの夜行バスがラパスに到着。標高3600mに位置するラパスの朝は寒い。ここでボランティアを共にし、スクレから一緒にラパスまでやってきたメキシコ人のスーザンとアナイともお別れ。彼らは太陽の島があるコパカバーナを経由して、ペルーに向かうそう。

彼らにはまたメキシコを訪れる時に会えるかな?こちらはボランティアをする事になっているコリブリ・キャンピングがあるフパピナ村までミニバスで向かう。ミニバスは道中で待っている乗車客を集めるために停車しながら目的地まで進んでいく。

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乗車してくる人が「ブエノスディアス」と挨拶し、他の人もそれに返事をする。ミニバスでの挨拶に限らず、ボリビアでは通りすがる人々が互いに挨拶をしているのをよく見かけて、いい光景だなーとよく思っていた。

ミニバスは、車のクラクションが鳴り響くラパスの市内を走り抜けていく。目を惹くのが「テレフェリコ」と呼ばれる、ラパスの空を結ぶケーブルカー。

起伏の激しいラパスの街にはもってこいの交通機関。このケーブルカーのおかげで何だかラパスが未来の都市のように感じることも。ラパスの空を行き交うこのロープウェイからは、ラパスの街を一望でき、絶景を楽しむことができます。

ミニバスを乗り継いで、ラパスの中心部から40分ほどで、フパピナ村(Jupapina)にあるボランティア先のコリブリ・キャンピングに到着。ここは標高2800mにあり、ラパスよりも温暖な気候。そして山の景色が美しい。

コリブリキャンピングという名前ですが、一軒家のようなロッジもあり快適に過ごせます。Wifi、駐車場、清潔なトイレ、シャワーも完備。

http://site.colibricamping.com/en/home/

コリブリ・キャンピングのオーナーは素敵なローランドとエマ家族。フレンドリーなスタッフ達(マルセロ、マリアナ、クララ)や他ボランティア達にも囲まれ、1ヵ月の滞在は思ったよりもあっという間でした。

コリブリ・キャンピングの”コリブリ”とはハチドリの事。敷地内に咲いている花の蜜を吸いに毎朝8:00に羽をバタバタと高速で羽ばたかせながらやってきます。そんな光景を見ながら仕事スタート。

まずは滞在しているゲストのために朝食を用意して、トイレやシャワー、客室の掃除をしたり。新しく建設中のロッジの建設を手伝ったり。

一緒に建設作業をしているおっちゃん達に「おい。コカの葉はどうだ?」と誘われ、一緒にコカの葉を右頬に詰め込みながら作業。

コリブリ・キャンピングを訪れるお客さんは様々。駐車場があることから、キャンパーバンや車で旅行している人にも人気。またラパス在住の人で、都市の喧騒から離れてのんびりしたい人など。

冬でも太陽が照りつけている時間は温かく、半袖半ズボンで過ごせるほど。ハンモックで美しい景色を見ながらのーーんびり。

13:00になると、お昼ご飯の時間。いつもクララがおいしい料理をスタッフ全員に料理してくれて、みんなで一緒に食べます。ボリビア料理教室もゲストのためにすることがあるクララ。料理を手伝う代わりに、ボリビア料理の作り方も勉強勉強。

お昼ご飯で食べきれなかった残り物を「これを夕食に食べなさい」ととっておいてくれて、それを毎晩夕食にしていた(笑)

キャンプ場ということもあり、キャンプファイヤーをする場所、パリージャも完備。時にはスタッフ達とピザを作ったり、バーベキューをしたりも。

毎日みんなでわいわいしながら過ごしていたのが懐かしいなー。まるで大きな家族、自分の家のように過ごさせてもらった。

コリブリ・キャンピングから見下ろせる谷は、Valle de Flores(花の谷)と呼ばれ、花の栽培が盛んなのです。キャンプ場から谷に下って歩いてみると、フレンドリーな村人たちが花や野菜を育てています。

ラパス中心部から30分ほどの距離にあったことから、たまにはラパスの大都市にも遊びに行ったりしていました。木曜日と日曜日にエル・アルト(El alto)で開かれるマーケットは超巨大で必見。

もうお店がいっぱいで、人でごったがえして、何でもかんでも売っています。中古車までも売っているエリアも。

またある日にはラパスで一番大きいカーニバル「グラン・ポデル」にも遊びに行ってみました。朝から晩まで各グループが順々に決まったルートを踊り歩く。ラパスの街には花火が上がったり、屋台が至る所に出て本格的なお祭りムード。

カーニバルでは途中で踊っているグループから外れ、お店でご飯を買ってる人がいたり、飲みすぎてフラフラになりながら踊っている人がいたり。すでに踊り終わった人はビール飲んで酔っ払ってるし。ゆるーくみんな楽しんでいる感じ。

「おーい!ちょっとこっちに来い。どっからきたんだ?ビール飲んでけ。」「おーい日本人が写真撮ってるぞ。ポーズだ。」普段はシャイなボリビアの人々もほろ酔いなのか、お祭りだからなのかノリノリ。

また地形が月の表面に似ていることから、ムーンバレー(月の谷)というツーリストアトラクションも近くにありました。たまたまスターウォーズに関係したイベントをやっていて、特別に夜間入場してきました。

スターウォーズのコスプレをしてる人がいたり、映画中の音楽を生で演奏していたり、手作り感満載の素敵な月の谷の夜でした。

1ヵ月の間、まるで自分の家に住んでいるように温かく滞在させてもらったコリブリ・キャンピング。本当にお世話になり、ありがとうございました。また戻ってこられる日を願って。

次回の記事ではラパスから日帰りで行けるトレッキングでも紹介しようと思います。

[ボリビア] ラパス 日帰りで行けるトレッキング 「ムエラ・デル・ディアブロ」

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コメント

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