[ケニア] 絶景ビーチと素晴らしいマングローブの森 ケニア沿岸部の田舎町 ワタム

さてインド洋との初対面であったモンバサを後にし、訪れたのはワタム。地元の人々によると「ワタムのビーチがケニアの中で一番だよ」との事なので期待度は高い。

ワタムはリゾート地としても有名なのですが、漁村のようなゆったりとした雰囲気であるそう。これは楽しみです。

ずっと眺めていられる 想像以上に美しいワタムビーチ

モンバサから北に105km。ヒッチハイクで車を乗り継いで辿り着いたのは、ケニア沿岸部の小さな街ワタム。友人達や出会った地元の人々から「ワタムのビーチはいいよー!」とオススメされてやってきた。

正直ケニア沿岸部を訪れるまでは、「ケニアと言えばサファリでしょ?」ぐらいしか頭に浮かんでこなかったのですが、いやいやこんなにも美しいビーチがたくさんあるなんて。

今回訪れたここワタムもその一つ。想像以上の美しいビーチが待っていました。白い砂浜、ヤシの木、美しい海。

砂浜に座って海を眺めていても飽きることがなく、結局1週間以上もカウチサーフィンでお世話になったネリーとダン夫妻の家に居候させてもらってました。

林立したココナッツの木を、ビーチに向かって抜けていくと、

まず見て下さい。このビーチと海の美しさ。

ずっといたくなるような気持ちわかっていただけましたか?

毎日この砂浜を歩いていた日々。楽園に住んでいるかのような気分に浸れます。

さらにビーチから海に突き出た丘に登って、そこからビーチを眺めることもできます。そこからの風景はこんな感じ。

この丘に登ったら最後。最低2時間ぐらいは本読んだり、音楽を聴いたりして過ごせてしまいます。

さらに写真では満潮の時の写真しかありませんが、干潮の時との変化が面白い。

写真で漁師が歩いている場所からもわかるとおり、ここはめちゃくちゃ遠浅の海。干潮時には写真の島々にも歩いて渡れてしまいます。

干潮時に海を歩いてみると、様々なカラフルな小魚、タコ、ハリセンボンなどを見ることができて、歩いているだけでも最高に楽しいのです。

私は干潮になるたびに、地元の漁師と一緒にタコ探しに奔走してました(笑)

そして疲れたら砂浜でのんびり。毎日この男(アブー)からココナッツを買っていました。俺のココナッツマン。

彼の雰囲気からわかる通り、ワタム村の人たちは超フレンドリー。でも他のケニアの地域と同様に詐欺師もいるので、誰をも信用しないように。

時には海辺のケニア版海の家でのんびりしたり、

長ーく続くビーチをただただ歩いてみたり、

旅行者たちとの出会いも楽しいものでした。ちなみに写真の彼女は5年、彼は13年も旅を続けている。しかもヒッチハイクやワークアウェイ、カウチサーフィンを使って。

こういった同じ方法で長期間旅をしている人々に出会えるのは珍しく、同じ悩みや感情を共有できたのが楽しかった。

さてここワタムは美しい海で有名なリゾート地でもあるのですが、漁村でもあります。毎日漁師たちが海に漁に出て、午後になると帰って来ます。

そこで毎日楽しみにしていたのが、どんな魚が釣れたのか見る事。

マグロやキングフィッシュ、カツオなどがよく獲れるようで、漁師さんから直接小さなカツオを購入していました。1KGほどで250円ぐらい。

時にはこんなにでっかい魚を釣ってくることも!カジキマグロですよね??

そしてこんな悲劇が起こる事も、

ウミガメです。

漁師たちも獲ろうとしたわけではなく、アクシデントで針に引っかかってしまったみたい。この後は近くの保護施設が適切に治療をして、再び海に返すようです。

そんなキチンとしたシステムが成り立っており、地元の漁師も理解していることに感動。

最後の船が浜に戻ってくる頃には、日もだんだんと暮れてくる。ワタムビーチでの夕暮れも美しい。


ビーチにゴミが散らばってたりするのとか、残念な部分もあるのだけれど、それを差し引いても十分に訪れる価値のある場所です。

私は参加していないのですが、シュノーケリング、ダイビング、イルカと泳ぐツアーなどもアレンジすることができるよう。それも楽しいかもしれないですね。

そしてワタムには、また別の魅力もある。それがマングローブの森。

マングローブの森 ミダ・クリーク

上記でお伝えした通りワタムには長期滞在したくなるような美しいビーチがある事はわかってもらえたと思いますが、もう一つの魅力がマングローブの森です。

インド洋からの海水が流れ込むミダ・クリーク(Mida Creek)と呼ばれる入り江があり、ここに素晴らしいマングローブの森が広がっているのです。

ミダ・クリークでは、マングローブ林を縫うようにボードウォークが敷かれている場所や、ボートに乗ってバードウォッチングや夕日を見るツアーなんてのもあるのですが、

私がやったのは下の地図の部分を歩いて、マングローブ林の中にあるレストラン(クラブ・シャーク)でカニのサモサを食べただけ(笑)

まずはワタムからひたすら白い砂浜のビーチを8kmほど歩いて、ミダ・クリークの入り江が始まる場所まで行ってみました。

8kmってめっちゃ遠いと思われるかもしれませんが、ずっと美しいビーチが続くので飽きませんでした。もちろんバイクタクシーやトゥクトゥクでも行けます。

入り江にはボートがつなぎとめてあります。こんなボートで優雅にビールを飲みながら夕日を見るなんて事をするのもいいかも。

さりげなく乗せてくれと頼んでみても良かったかも。

でもどうせ同じことするなら、このバオバブの木を削ってできた伝統の手漕ぎボートでマングローブの森を探検したい!

このバオバブボートの持ち主も見つからなかったので、結局入り江沿いを歩いて散策することに。

それでもマングローブの森の中を歩けました。

そして突き当りに辿り着くと、入り江からマングローブの森へと流れる川を発見。

ここがまた最高にきれいな場所でした。思わず服のまま飛び込みたくなるくらい。

こんな風景の中を散策した後は、「クラブ・シャーク」と呼ばれるレストランに行くことに。

こちらはコミュニティベースで運営されているレストランで、ワタムで獲れた新鮮な魚やカニを食べることができます。

面白いのが、このレストランはマングローブの森の中にある事。

マングローブの森の中にボードウォークが設置してあり、そこにレストランがあります。

こちらのレストランから夕陽を眺めたり、ボートツアーも出ていました。コミュニティベースのビジネスなので、地元の人々に直接お金がいくのも良いですね!

ワタムを訪れる際には、ビーチだけでなくマングローブの森も合わせてどうぞ。

ワタムを去った後は、さらに北上しラム島を目指します。

おわりに

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