「旅に出たくなる風景」第一弾はパタゴニア。世界の南端に広がる絶景の宝庫。
凍てつく氷河、そこから流れ出る美しい渓流、滝、それは時に美しい湖となり、この地に楽園をもたらす。
私の大好きなアルゼンチン側のパタゴニアの風景。次の旅先の参考にどうぞ!
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「7つの湖の道」 サン・マルティン・デ・ロス・アンデスからバリローチェ
サン・マルティン・デ・ロス・アンデスからバリローチェまで続く国道40号線。このルートはRuta De Los Siete Lagos(7つの湖の道)と呼ばれる有名な絶景エリア。その名の通り、ルート上に7つの美しい湖とパタゴニアの風景が。
この絶景のドライブウェイを走り、ルート上の極上の自然に触れるだけで、パタゴニアの魅力にどっぷりとはまってしまうでしょう。
豊かな自然を象徴するように、深くうっそうとした森林、湖と雪山の美しい風景が次々と現れます。ここはまさに地上の楽園。
バリローチェ 風光明媚なアルゼンチンのスイス
バリローチェはアルゼンチンのスイスと呼ばれ、山と湖に囲まれた風光明媚な都市。夏はトレッキングや美しい風景を求めて、冬はスキーなどのウィンタースポーツで賑わう、観光の町。
バリロチェ周辺では、自然が生んだ芸術をとことん楽しめます。
バリローチェでビールを飲みながら、眼前に広がるナウエル・ウアピ湖の景色とともにリラックスするのも良し。もっと近くに自然を感じにトレッキングに出かけるのも良し。
バリロチェは宿泊施設やレストランなどが豊富にある観光都市。ここを拠点に住編を旅して周るにはピッタリの場所です。
バリロチェ近郊のトレッキングルートなど、もう少し詳しく知りたい方はこちらも覗いてみてください。
ヒッピーの集まる街エルボルソン近郊
バリロチェから120kmほど南に位置する街エル・ボルソン。ここはアルゼンチンでヒッピーが集まる街として有名な場所。
街として訪れるのも楽しい場所なのですが、ヒッピーが集まるだけあって周辺の自然も素晴らしい。
エル・ボルソンからは様々なトレッキングが楽しめるのですが、おススメなのは、山小屋イエロ・アズル(Refugio Hielo Azul)と山小屋ナタシオン(Refugio Natacion)へのコース
青とも緑ともいえない美しい色をした、透明度の高い川リオ・アズールに架かる吊り橋を越えて、森のさらに奥深くへ。住民により保護されている美しい森林があなたを待っています。
ラゴ・プエロ近郊
エル・ボルソンから20kmほど南には美しい湖ラゴ・プエロがあり、国立公園として保護されている。
国立公園内のビューポイントから見るラゴ・プエロの景色は360度のパノラマビュー。ここからチリの国境まで歩くトレッキングコースもある。
また、森林の中を歩くのが好きな人にはピッタリなのが山小屋モトコ(Refugio Motoko)へのトレッキング。トレイルがスタートするのはラゴ・プエロから。
信じられないほどきれいな色をした渓流やうっそうとしたパタゴニアの森、勢いよく流れる滝に圧倒されます。
プエルト・パトリアダ(Puerto Patriada)というエプシェン湖(Lago Epuyen)のビーチ沿いもおススメです。日曜日には、地元の人たちがアサド(アルゼンチンバーベキュー)をしたりして、休日を楽しむ場所。
エプシェン湖の絶景を眺めながらのんびりするのもいいけれど、アレルセ・ラグーン(Laguna Alerce)までのトレッキングもおすすめ。山の奥へと歩いていくと、山間に広がる美しいラグーンが姿を現します。
丘の上から見るエプシェン湖の景色も素晴らしい。歩いた後は絶景の湖でバーベキュー。
エル・ボルソンやラゴ・プエロ近郊のトレッキングルートをもう少し知りたい方。下記の記事に情報を載せています。
車で周遊することもできる アレルセス国立公園
アレルセス国立公園は、トレベリンというエスケルの近くの小さな町から30kmほどの距離にある絶景の宝箱。
国立公園内には車道が整備されており、簡単なトレッキングを楽しみながら、車で周遊することができます。
最初に紹介したサン・マルティン・デ・ロス・アンデスからアレルセス国立公園まで500kmの距離。このエリアでは人生で忘れることのできない絶景に、一度でなく何度も出会うことができます。
アルゼンチンやパタゴニアの旅を考えている方々には、おすすめのエリアです。
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これでもかってほど、氷河を堪能できる ロス・グラシアレス国立公園
アルゼンチン側のパタゴニアに来たからには、絶対に外せないのがサンタクルス州にあるロス・グラシアレス国立公園です。
ロス・グラシアレスは日本語に翻訳すると氷河群という意味。その名前の通り、頭がふっとぶような壮大な氷河が作る絶景を堪能できます。
天空を突き上げるようにそびえ立つフィッツロイや巨大なペリト・モレノ氷河があるのもここです。
ペリト・モレノ氷河を訪れるならカラファテが拠点になりますが、国立公園内をトレッキングして楽しむなら拠点になるのはエル・チャルテンという街です。
エル・チャルテンの街からは、初心者向けから上級者向けの10日間以上のトレッキングまで、様々なトレイルがあります。
美しいラグーナ越しにフィッツロイを眺めることのできる。Laguna de los toresトレイル。
天気が良く、時間があればおすすめなのが「Loma del Pliegue Tumbado」です。頂上からはフィッツ・ロイを含む360度のパノラマ風景を楽しむことができます。
最後に紹介するのが、一番の私のお気に入りのコース「Paso del cuadrado」です。
山の谷間に流れ込む氷河の圧巻の絶景を楽しむことができます。
トレイルのルートなど詳細が気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください。
おわりに
最後まで記事に目を通していただいてありがとうございました。
次の旅先を考えている方々。特にアルゼンチンやパタゴニアへの旅を考えている方々の参考になれば幸いです。
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