かつてインカ帝国が繁栄した時代の中心地であったクスコ周辺。現在にも数々のインカ時代の遺跡が残されています。今回はインカの「聖なる谷」に位置するピサック遺跡を訪れてきました。
遺跡見物だけでなく絶景の中を歩くトレッキングとしても大満足な場所でした。
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ピサック遺跡があるピサックまでの行きかた
クスコからピサックまでは公共の交通機関を使って、個人でも簡単に行くことができます。クスコからミニバスで1時間ほどでピサックに到着します。
ピサックまでのミニバスですが、クスコのPuputi通りにあるミニバスステーションから頻繁に出発しています。地図も載せておきます。値段は正確に覚えていなくて申し訳ないですが、2019年時点で4ソルだったと思います。
ピサック到着後、ピサック遺跡まではピサック村からトレッキングで登ることもできますし、タクシーで頂上まで行きピサック村まで下るだけという選択もあります。体力に自信のない方は、タクシーを使って楽したほうがいいかもしれません。登り道、なかなかの急登でした。
ピサック遺跡トレッキング
ピサックの村の背後にそびえ立つ山。その上部にインカ時代の遺跡「ピサック遺跡」はあります。数々の遺跡や、頂上から見えるピサックと聖なる谷の絶景、山の形に添って作られた美しい段々畑。時間があれば訪れる価値のある素晴らしい場所でした。
ピサック遺跡を訪れてまず目に入ってくるのが美しいテラスです。一段一段が大きく、各テラスには登れるように、石が出っ張ってできた階段が備わっています。
トレッキング途中には岩をくり抜いてできたトンネルが。こんなトンネルがあるなんて想像してもいなかった。通り抜けるの楽しい。
このトンネルを抜け、もう少し登っていくと、見晴らしのいい展望台に。ピサックを見下ろし、聖なる谷の美しい景色を見ることができます。
そしてさらに登り続けると、このピサック遺跡のクライマックスであるインティ・ワタナ(Inti Huatana)遺跡に到着します。
あーかっこいい・・・。なんて絶景なんだろう。何か写真で見たマチュピチュの景色と似ている。背後の山と遺跡が絶妙にマッチしている。
ちなみに、逆方向からの景色はこちら。
このインティ・ワタナは、近づいて見ると巨石同士がピッタリと組み合わされ整えられた美しい遺跡です。すべての遺跡がこのように完璧に整えられているわけではないので、この場所は神聖な特別な場所であったのだとわかります。
この素晴らしい遺跡を後にし、さらに登っていくと頂上に到達。頂上にも遺跡はあるのですが、遺跡よりも見所はその絶景。これまで通過してきた段々畑や遺跡群を一望できます。
遺跡巡りとしても、絶景を楽しむトレッキングとしても楽しめる「ピサック遺跡」。かなりおすすめできますので、ぜひとも訪れて見てください。
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ピサック日曜市場
ピサックでは、毎週火・木・日に開かれるフェリア(日曜日が一番大きい)が開かれています。私がたまたまピサックを訪れたのが日曜日だったので、町は周辺の村から来た人々や外国人旅行者で賑わっていました。
日曜市があるのはピサックの広場が中心ですが、村の路地にも露天が軒を連ねます。
地元の人がピサック周辺で取れた野菜やフルーツなどを販売したり、手作りで作られた織物、アクセサリーなどの民芸品がたくさん。
村ごとに異なる美しい民族衣装を身にまとった人々の姿もたくさん見ることができました。
ピサックを訪れる時は日曜日にして、遺跡巡りと日曜市をまとめて楽しむのはどうでしょうか?
おわりに
ピサック遺跡について紹介させていただきましたが、この遺跡に入る入場料が実はすごく高いんです。この記事では紹介していませんが、実は私は無料で別ルートから侵入しました。詳細が知りたい方は、個別に教えることもできるので、メッセージどうぞ。
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